支援者集会と第11回裁判の報告

お知らせ

【支援者集会】

*2021年3月31日(水)、釧路市「交流プラザさいわい」大ホールにて支援者集会を開催しました。平日の夜にも関わらず、40名近いご参加を頂きました。

*主催者挨拶では、共同代表の釧労連古川議長より「勝つまでたたかおう」とのご挨拶を頂きました。原告代理人である八王子合同法律事務所・尾林弁護士からは、①証人尋問の調整に入っており、穣さんの遺書に「お荷物」発言が記されている医師は出廷がほぼ確実になっている ②当該の医師だけの問題ではなく、特定のスタッフからも攻撃されていた、などあたらしい情報も出てきている ③引き続き「証言」頂ける方および情報を寄せてほしい との説明とお願いがありました。

*はたらくもののいのちと健康を守る北海道センター理事長の細川誉至雄医師からは、北海道で続いた3名の看護師自死事件を紐解き、医療現場がおかれている要員不足など劣悪な職場環境の改善が必要とお話頂きました。東京から駆けつけていただいた全日本赤十字労働組合連合会の五十嵐執行委員長は、医療現場、特に全国の赤十字病院で頻発しているパワハラ事件について紹介し、二度とこのような事態が起きないよう取り組みを進めるためにも、譲さんの裁判を全国で支援する決意が述べられました。他に、北海道医療労働組合連合会より油石書記長が参加されました。

*裁判も大詰めに近づいていることから、事務局より「署名の積み上げ」「情報の収集」にさらなる協力をお願いし、コロナ禍で短時間とした集会を終えました。ご参加頂いたみなさん、ありがとうございました。

 

― 引き続き、署名・証言のご協力をお願いいたします ―

【第11回期日の報告】

 

*5月11日(火)14時30分開廷。今回の期日では「証人尋問」についての確認がメインとなり、原告、被告よりお互いの証人選出をおこないました。

*譲さんに対してパワーハラスメント発言をおこなった医師をはじめ双方が選出した方など、確定と保留合わせて7名のお名前が挙がりました。すべての証人が決まるまでには、もう少し時間がかかります。

*繰り返しになりますが、この裁判は「国」がおこなった譲さんへの労災不支給処分の取り消しを求める行政訴訟です。誰かを断罪するための訴訟ではありません。「裁判を通じて、2度と同じことが起きない職場になってほしい」というのが、原告である譲さんのご両親の願いです。

*釧路地裁には、1号法廷の傍聴席では足りないほどの支援者24名が駆けつけましたが、コロナによる入場制限で入廷は12名となり、他のみなさんはロビーで応援しました。

第11回期日での提出署名数  31,972

コロナ禍で署名が集まりにくい状況です。感染には十分

ご配慮いただき、引き続きご協力お願いします。

次回期日 ―証人尋問―

1回目  8月23日(月)10時~

2回目  8月24日(火)10時~

― 支援する会からのお願い ―

支援する会では、譲さんが勤務されていた際の環境等についてお聞かせくださる方を探しています。釧路赤十字病院現職のみなさんや、退職された知人がいらっしゃいましたら、どうかご紹介ください。医療現場で二度と同じことが起きないようご協力ください!

2021512日発行 「新人看護師の労災認定を支える」釧路支援する会 

085-005 釧路市治水町5-6労働センター内

 ☎ 0154255950

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント

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